パート履歴書の書き方|記入例や注意点も解説【テンプレートあり】
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仕事の探し方

「パートの履歴書の書き方がわからない」
「履歴書の書き方を知りたい」
これからパートをしたいと考える主婦の中には、履歴書の書き方に不安を感じる方も少なくありません。履歴書を久しぶりに書くという方もいらっしゃるでしょう。
本記事では、パートの履歴書の書き方を解説します。一般的な履歴書の書き方として、全体感と項目別に分けてご紹介しますので、履歴書作成の参考にしてください!
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<特集>
パートを開始するまでの6つのSTEP
1.履歴書の書き方 ← この記事
2.電話の仕方・ビジネスマナー
3.メールのマナー
4.履歴書の送り方
5.自己紹介の仕方
6.お礼メールの送り方
もくじ
パートの履歴書の書き方【全体】
パートの履歴書の書き方として基本的に抑えておきたい点をご紹介します。全体感として注意したいのは、以下の点です。
- ・項目は基本的にすべて埋める
- ・誤字脱字に注意する
- ・年号は統一して書く
- ・手書きなら丁寧に書く
- ・応募先の職種に合わせて書く
項目は基本的にすべて埋める
履歴書にある項目は、すべて記入することが原則です。しっかり書かれている履歴書からは、その人の誠意や熱意の表れと受け取るケースもあります。逆に、空欄が多かったり空白が多すぎる履歴書は、印象を悪くさせてしまう恐れもあるため注意しなければなりません。たとえば、資格や免許欄などに書ける内容がないときでも、「特にありません」など一文添えておくとよいでしょう。
誤字脱字に注意する
履歴書の書き方として注意したいのは、誤字脱字です。誤字脱字がある時点で、「注意力がない人」と思われてしまう可能性があります。また、誤字があった際に修正液などで消すのではなく、新しい用紙に書き直しをすることも大切です。パートの選考を受けるにあたり、失礼のないようにしましょう。
年号は統一して書く
履歴書の書き方として、記入する年号は西暦と和暦どちらかに統一しましょう。たとえば、一枚の履歴書で「2022年〇月〇日」、「令和5年〇月〇日」という風に、西暦と和暦を混ぜて書いていると、履歴書を読む側にとってわかりにくくなってしまいます。不要な負担をかけないよう、年号はどちらかにしましょう。
手書きなら丁寧に書く
履歴書の書き方では、手書きの場合、丁寧に書くことを意識しましょう。丁寧な字で書かれた履歴書は、誠実な人という印象を与えます。上手く書く必要はないので、丁寧に書くことを心掛けましょう。
応募先の職種に合わせて書く
履歴書の書き方で意識したい点として、自分の経験や長所などを記載する際に、応募する仕事に合わせて書くことです。企業の欲しい人材像や企業理念、サービスなどにつなげて書くことで、企業を理解していることや企業側に自分を採用するメリットがあることを伝えやすくなります。
パートの履歴書における各項目の書き方
パートの履歴書の書き方として、各項目とポイントをご紹介します。履歴書によっても細かい項目差はありますが、代表的な項目を確認してみましょう。
パートの履歴書における基本情報の書き方
履歴書には、自分の基本情報を記載する欄が多くあります。一般的な基本情報項目と書き方のポイントは以下のとおりです。
| 項目 | ポイント |
| 日付 | ・持参の場合は面接日を記入
・郵送の場合は投函日を記入 |
| 氏名 | ・姓と名の間はスペースを空けて記入 |
| 生年月日 | ・西暦か和暦かは他の項目と統一して記入 |
| 住所 | ・都道府県から建物名、部屋番号まで記入 |
| 電話番号・メールアドレス | ・連絡が付きやすい番号やメールアドレスを記入 |
| 写真 | ・3か月以内に撮影した写真を貼付
・サイズは縦40mm×横30mmが基本 |
| 押印 | ・かけたり、向きがズレたりしないように注意 |
基本情報欄は、自分の情報を伝える上で重要です。特に電話番号は、合否の連絡などでも使用することがあるため、間違いのないよう記入します。また、パートの選考といえども写真貼付は原則です。忘れることのないようにしましょう。
▼パートでも服装は見られてる!履歴書の証明写真を上手に撮る方法
▼印象を良くする証明写真の撮り方を解説!マナー違反事例も紹介
パートの履歴書における学歴の書き方
履歴書の学歴欄は、古い順に書きます。目安としては、最終学歴のひとつ前の卒業年月を書き、最終学歴の入学卒業年月を書きます。たとえば、最終学歴が大学であれば、ひとつ前の学歴区分である高校卒業から書き始めます。また、学歴は省略などをせず、学校名や学科、コース名なども正式名称で記入しましょう。学歴をすべて書いたら、改行して右端に「以上」と記します。
パートの履歴書における職歴の書き方
履歴の職歴欄は、これまで従事した職業の経歴を古い順に書きます。一般的には、入社と退社をそれぞれ記入します。具体的な配属部署や従事した仕事内容も書くのがおすすめです。職歴欄においても、すべて記入したら改行し、右端に「以上」と記します。
<書ききれないときの書き方>
職歴は全て書くのが原則です。職歴が多くあり、所定の欄に書ききれないようなときは、別で職務経歴書を書いたり1行に入退社をまとめて記入するなどの対応を行いましょう。
パートの履歴書における志望動機の書き方
履歴書の志望動機欄は、応募する企業に熱意を伝えるための重要な項目です。「自宅から近い」や「時給がよい」、「募集している勤務日数と自分の希望が合っている」ような条件面だけを記入するのはおすすめできません。自分の強みや経験に基づき、「なぜここで働きたいのか」を伝えられるようにしましょう。
<志望動機の記入例>
私はコミュニケーション能力に自信があります。前職では、さまざまな年代のお客様と接客を通して、日々の挨拶や会話を意識的におこなっていました。その結果、常連の方に名前を覚えていただいたり、新しいお客様が頻繁に来店くださるようにもなりました。このコミュニケーション能力を活かして仕事をしたいと思い、志望致しました。
パートの履歴書における自己PRの書き方
履歴書の自己PR欄では、自分の強みや得意なことを仕事につなげて書くのがよいでしょう。具体的には、これまでの仕事で得た経験を書いたり、性格上の強みなどをアピールします。注意したいのが、アピールするだけで終わらせないことです。自分の強みを活かしてパートの仕事にどう活かせるのかを伝えましょう。
<自己PRの記入例>
私は、粘り強く取り組める性格です。前職では、売上目標に対して大幅に足りていないときでも、最後まで諦めずに取り組むことで目標を達成した経験が何度もあります。売上がショートしているときは、これまでの方法では足りないので、新たな対策案を考えたり、実行したりしました。御社で働く際も、難しい局面や苦手な業務があったとしても、諦めずに取り組める自信があります。
パートの履歴書における本人希望欄の書き方
履歴書の本人希望欄には、条件面などで伝えておきたい点を記入します。しかし、あまり多くの希望を書いてしまうと「融通が利かない人」と受け取られかねないため注意しなければなりません。本人希望欄に書く内容は、働く上でどうしても伝えておくべき点に留めましょう。たとえば「育児のため、15:00までの勤務を希望」「子どもの送迎のため週3日勤務を希望」など、希望する内容だけでなく理由も添えるのがおすすめです。
履歴書を入れる封筒の書き方
履歴書は封筒に入れるのが原則です。封筒のサイズは、A4やB5など、履歴書を二つ折り以下で入れられるサイズを使用します。書類を二つ折りにする際は、綺麗に折り、ピッタリ入るようにしましょう。また、履歴書をクリアファイルに挟んだ状態で封筒に入れると、より丁寧です。
封筒の表面と裏面の書き方のポイントは以下のとおりです。
<表面>
- ・宛名は採用担当者の名前がわかっていたら個人名に「様」をつける
- ・担当者の名前がわからなければ、部署名などを記載し、「人事部 御中」や「採用ご担当者様」と記載する
- ・左上に赤字で履歴書在中と記載する
<裏面>
- ・差出人の部分には、自分の住所や氏名を記入
パートで必要な「履歴書一式」とテンプレート
履歴書を書こう、と思った方がまず行動しがちなのが「履歴書用紙を買いに行く」こと。
コンビニや文具店で買えるので、つい履歴書を先に買いに行ってから考えよう…としがちなのですが、実は社会人用(JIS規格)と学生用の2種類が存在していることをご存知でしょうか。
学生向けの履歴書は、学校名や在籍している学部、所属サークルなどが書けるようになっています。
主婦のパート探しに必要なものは社会人用。社会人が利用するのは、通常JIS規格の履歴書です。
せっかく買ったのに形式が違った!ということのないように、気を付けてみてください。
また、本人希望欄が大きいものや、職歴欄が少ないものもあります。自分に合った用紙を選びたいですね。
履歴書・職務経歴書のテンプレートは、インターネットから検索・ダウンロードすることもできます。
しゅふJOBでもパート用履歴書・職務経歴書のテンプレートがダウンロードできます。書き方も記載しているので、ぜひご活用くださいね。
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◆履歴書のテンプレート
https://part.shufu-job.jp/doc/how_to_write_resume
◆職務経歴書のテンプレート
https://part.shufu-job.jp/doc/how_to_write_cv
◆送付状のテンプレート
https://part.shufu-job.jp/doc/how_to_send_documents
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パートの履歴書は手書きとパソコン入力どちらがよい?
パートの履歴書の書き方として手書きかパソコンにすべきかどちらがよいのかわからないと迷う方も少なくなく、多くの人が気にするポイントです。
結論「どちらでも大丈夫」です。
丁寧に作られていれば人柄が感じられますし、志望動機などで働く意欲や真剣さが伝えられれば、どちらでも問題ありません。
大切なのは、内容です。パートの履歴書では、志望動機や自己PR欄に何を書くかを重視しましょう。
そうはいっても、手書き・パソコン作成でそれぞれの与える印象やメリット・デメリットはそれぞれ違います。
履歴書を手書きかパソコン入力かで迷ってしまう方は、以下を参考になさってみてください。
履歴書における手書き・PC作成の各メリット
▼手書きのメリット
- ・筆跡で人柄がうかがえる
- ・手書きで行う仕事がある場合重宝される
読みやすく丁寧に書かれた文字に几帳面さを感じる面接官も多いようです。
また、仕事で帳簿をつけたり、コメントを書いたり、郵便物のあて名や表彰状を書いたり、文字を書く業務がある場合は手書きの文字が読みやすいことはメリットになります。
▼パソコン作成のメリット
- ・書体に癖が出ないので、誰でも読みやすい
- ・オフィスワークの仕事の場合、PCが使える事のアピールに繋がることもある
特に、ワープロ世代や、仕事から離れていた期間が長い場合、パソコンの基本操作はできるのだな、と思ってもらえることも。
特に「誰でも読みやすい」点が面接官に評価されます。忙しい業務の合間を縫って応募書類を確認するので、読みやすく、頭に入りやすい情報はスマートな印象を与えることでしょう。
文字の書き損じなどで紙を消費することが無いので作成費用が印刷費のみなのも嬉しいですよね。

履歴書における手書き・PC作成の各デメリット
▼手書きのデメリット
- ・書き損じをした場合、用紙を何枚も購入しなければならない場合もある
- ・癖がある字の場合、読みにくくて内容を読んでもらえない可能性もある
▼パソコン作成のデメリット
- ・使いまわしを疑われるとことがある
- ・PCが使えないのかもしれないと思われることもある
どの会社・仕事にも言えそうな内容であったりネットで検索して出てくる志望動機の場合、いろんな会社で使いまわしているのでは?と思われてしまうリスクがあります。志望動機などでその会社や仕事に関わる具体的なエピソードが入力できれば、使いまわし感が減ります。
また、パソコンで作ったがゆえに「スキル不足」とみなされてしまうこともあります。フォントや文字の大きさがバラバラになってしまっていたり、規定の行数におさまらず枠を超えて入力があるなど、体裁が整えられていない時にそう思われることがあるようです。
また、ミスタイプなどが残ってしまってる場合、書類を作成した後に確認をしないタイプなのかな?と思われてしまう可能性も。作成後、印刷してから必ず誤字脱字がないか見直すようにしましょう。
印刷の仕方
履歴書をパソコンで作成した合、印刷が必要です。
家にプリンターが無いから手書きしかない…と思われる方もいらっしゃるかもしれませんがコンビニで印刷ができるプリントサービスもあるので、活用してみてください。1枚10円~と家計に負担がかかるほどではないことも魅力です。
自宅にプリンターを購入したり、修理・インクの買い替えなどをすると考えると、使用頻度が低ければコンビニプリントのほうが安価に作成できるかもしれません。
セブン-イレブンの簡単プリント(ネットプリント)や、ローソンのマルチプリントなど、お近くのコンビニでも扱っているかどうか調べてみてくださいね。
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パートで職務経歴書を求められることは少ないのが基本
正社員・時短社員・契約社員などの転職には、上記に加え「職務経歴書」をプラスすることが多くあります。
パート・アルバイトでは、職務経歴書の提出を求められないことがほとんどです。
基本的に「写真つきの履歴書」だけ準備すればOKと考えてよいでしょう。
ただ、オフィスワークや、経験を活かして働く仕事の場合、経歴が重視されるため職務経歴書の提出が必須となる場合もあります。
職務経歴書については下記の記事にもまとめているので参考になさってみてください。
▼職務経歴書はパート・アルバイトでも必要?書き方のコツ教えます
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パートの履歴書でよくある「困った」!
それではパートの履歴書の書き方で、よく詰まってしまいがちな箇所をご紹介します!
面接準備にもつながるので、よろしければ参考になさってみてください。
パートの履歴書に離職期間(ブランク期間)どう書く?
仕事から離れていた期間(=ブランク期間)の書き方、迷いますよね。
職歴欄は年表ではないので、空いた期間があってOKです。実際にお給料をもらって働いていた職歴を記入しましょう。
たまに「主婦業」「家事手伝い」と書く人がいますがあえて書かなくても大丈夫です。
ただし、主婦業の経験が自己アピールに繋げられる場合は別。
調理補助や家事代行、清掃などのお仕事に応募する場合は書いたほうがいいこともあります。
パートの履歴書に子どもがいることは書くべき?
子どもがいることをあえて書く必要はありません。面接の時に直接伝えるほうが良いでしょう。
最近は面接で家族構成を聞くことはほぼありません。なぜなら、面接で家族について質問することで就職差別につながる可能性があるため、厚生労働省から禁止されているためです。
例えば「一人っ子か、協調性がなさそうだ」「子どもが1人なら残業はもっとできるだろう」など勝手な憶測で採用・不採用に影響が出たらおかしいですよね。
本人の仕事の適性や、仕事の経験・能力と関係がなく、自分で変えることができないことは基本的に聞いてはいけないことになっています。
ただ、面接経験が浅かったり、逆に長く採用に関わっている人からは家族構成について質問が出ることもあります。
「家族構成を聞くのは禁止されてますよね?」と返してしまうと印象が悪くなってしまうことも事実です。
長く働いてもらうために配慮したいという気づかいで聞かれることもあります。差し支えない範囲で回答するのが無難です。
聞かれやすい質問として「子どもが熱を出した時の預け先があるか」「急な呼び出しがあった時に、サポートしてくれる人はいるか」などがあります。
事前に回答を考えておくとよいでしょう。
また「残業はできるか?」「土日出勤は可能か?」についても回答の仕方を準備しておきましょう。
急なサポートが必要になった場合や、残業、土日出勤について、家族と話し合って決めておくと、いざ働き始めてからスムーズです。
配偶者の有・無について、履歴書に記載する欄があれば形式に従います。
面接では「旦那さんどんな仕事してるの?」「奥さんは専業主婦なの?」と聞かれることもありますが、こちらも「夫は会社員です」「妻は働いています」などあいまいに答えても構いません。
パートに応募する人の中には、働くことを家族に相談せずに仕事を探し、いざ仕事が決まってから家族の反対にあって辞退することになってしまった…という事もあります。
面接でも聞かれやすい内容なので、お仕事探しをしようと思ったら、できるだけ早いタイミングで家族と話をしておくことも忘れないようにしましょう。
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パートの履歴書で内職や在宅業務は?
在宅でやっていた仕事については、基本的には書かないことが多いです。
ただ、応募する仕事に関わる内容であったり面接に有利になると思われる場合は書きましょう。
自己紹介欄などに「○○の在宅業務経験有り」と書きます。
どんな業務を担当していたか具体的にイメージができるような言葉で書くことをおすすめします。
例えば、「小学低学年のテスト答案の丸つけを月に100枚」や「Excelを使用したデータ入力を1日150件」「1日3時間150件程度、既定のフォーマットに名刺情報を入力」などです。
面接の時には「その仕事をするとき、どのような事を気を付けて仕事に取り組んでいたか」「自分なりの工夫」などを添えて話せると、なお良いでしょう。
逆に、内職や在宅業務の職歴がネガティブにとらえられるパターンもあります。
例えば「体調面に何か不安があったんじゃないか」「家族に手助けが必要な人がいるのではないか(急な欠勤が多いのではないか)」などと気にされてしまうこともあります。
どうしてその働き方を選んだのか、回答できるようにしておくと安心です。

パートの履歴書には「勉強していた資格試験」書く?
取得した資格のうち、仕事に活用したいものがある場合はしっかり記載しましょう。
また、資格取得を目指して勉強中の場合は資格の欄に「○○資格取得のため勉強中」と書きます。
ブランク期間中も、復職に向けて勉強していた=復職に前向き・努力ができるというアピールに繋がることもあります。
応募した仕事と全く関係がない場合、この資格が取得できたら転職をするのか?と面接官から聞かれることもあるでしょう。
パートの履歴書は読みやすさを意識する
履歴書の書き方は、読みやすさも意識しましょう。小さな枠の中に、小さな文字でビッシリと熱意を込めて書く人もいますが、簡潔に・相手が読みやすいことを心がけてみてください。
面接は、短い時間です。それを読む時間よりも、直接話すことで人となりを直接見てもらいましょう。
家事や子育てに忙しい主婦が働く上で「就業条件」は重要なポイントですが、あくまで応募する側の事情。
利己的な理由は心にとどめて、アピールに時間を使うようにしましょう
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パートの履歴書で印象を下げてしまうポイント
パートにおける履歴書の書き方について、採用担当者から見た、履歴書の2大NGをご紹介します。ぜひ参考にしてください。
写真では常識やマナーを見られている
実は、採用担当者が案外重視しているのは、写真。
写真が重視されるといっても、美男美女が有利、ということではありません。
大切なのは「社会人としての一般常識・マナーがあるか」ということ。
例えば、
- ・明らかに旅先で取ったスナップ写真を切り取って貼っていた
- ・プリントシール(プリクラなど)が貼ってあって驚いた
- ・写真の印象がとても暗く、正直、陰湿な印象を受けた
など、手抜き、非常識を感じる話が案外多いようです。
また、時間がなかったなどと言って写真を貼らずに出してくる人もいますが、これには激怒している社長や人事も少なくありません。
写真の不備は「写真も用意して来ないなんて…これでいいかと思ったということか。仕事は遊びではない!これでは信頼して仕事を任せられない。馬鹿にしているのか!」と、相手に不信感を覚えさせてしまう可能性大。
働きたい気持ちをアピールするためにも、まず第一印象でガッカリさせてしまわないよう、履歴書用の写真はしっかり用意しましょう。

履歴書の使い回しはNG!誠実さを見られている
履歴書は手書き前提…とされていた時代は過去の話。
手書きの文字は個性が出やすかったり、間違えないよう丁寧に書くので、誠実さを伝えられるメリットがありますよね。
しかし、手書きでなければいけないということはありません。
逆に、PCスキルが求められる職場では「PCがこのレベルで使えるんだな」とアピールポイントとしてプラスに思われることもあります。
ただし、PCで作成した履歴書は使い回しもできてしまうため、注意が必要です。
実際、面接で話をしていたら履歴書の住所が引っ越し前のものだったことがわかり、その場で不採用の判断をした…なんて話も。

職歴や家族構成など、確かに変わらない個人情報もあります。
それでも、志望動機や自己PRなどは、応募先の風土や仕事内容によって書き換えるのは、基本中の基本!
採用担当者は、何人もの人と面接をしているスペシャリストです。
うまく隠したつもりでも、何かしら絶対に分かりますので、きちんと毎回用意するよう心がけましょう。
きちんと用意したのに
「日付を更新し忘れた…」
「いざ面接直前に見直したら、誤字脱字がいくつかあった」
なんて残念なことにならないように、完成したら印刷して、端から端まで確認するようにするといいですよ。
上記以外にも、
- ・履歴書の文字が小さすぎて、読む気になれなかった
- ・履歴書の各欄に、一言しか書かれておらず、やる気が感じられなかった
という採用担当者の声もあります。
履歴書は、応募先へのラブレターのようなもの。
なぜ働きたいのか、どうしてこの仕事を選んだのか、どう働きたいと思っているのか…など
上手に書く必要はありませんが、読み手のことを意識して丁寧に作成するよう心がけましょう。

少し社会から離れていると「これくらい大丈夫だろう」「これくらい大目に見てくれるだろう」と知らぬうちに緊張感が緩くなっている場合があります。
正社員の転職ではないし…と思わず、パートといえども、履歴書の書き方は少し緊張感をもって考えてみましょう。
また、履歴書はなんでも正直にすべて書けばいいというものではありません。
あくまでも「自己アピールに役立つことを、簡潔に伝える」ことを念頭に置きましょう。
書き終わったら、家族や友人など、プロフィールを見られても問題ない第三者の意見を聞くと、より安心です。
大事な面接、最初の第一歩となる「履歴書の書き方」で失敗しないようにしたいですね。
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◆履歴書のテンプレート
ダウンロードはこちら
https://part.shufu-job.jp/doc/how_to_write_resume
◆職務経歴書のテンプレート
ダウンロードはこちら
https://part.shufu-job.jp/doc/how_to_write_cv
◆送付状のテンプレート
ダウンロードはこちら
https://part.shufu-job.jp/doc/how_to_send_documents
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【40代〜50代向け】パート履歴書の書き方のコツ
ここまで、パートの履歴書の書き方に関する基本ルールについて解説しました。続いて本項では、こちらの記事をお読みの40代〜50代の皆様に特化して、履歴書を書く際に気をつけるべきポイント・コツを2点解説いたします。
- ・応募先の職種・業態に合わせて内容を書く
- ・経歴やスキルを明確に把握しておく
応募先の職種・業態に合わせて内容を書く
履歴書の内容には、応募先に自分自身を採用するメリットを丁寧に伝える必要があります。
40代〜50代の主婦・主夫の場合、これまで培ったパート・アルバイトの経験や知識、生活から得た知見を生かすことが出来るでしょう。
ただし、これまでの経歴をただ羅列すれば良いという物ではありません。
あくまで、応募先の求める職種や人物像に合わせて、自分の経験やスキルとをピックアップし、受かるために最適なアピールポイントを伝えると、面接時の評価ポイントになります。
経歴やスキルを明確に把握しておく
履歴書は学歴や職歴、これまでに培ったスキルなどを正しく正確に記入するものです。
これまでの経歴を書く際は、頭の中の記憶だけを頼りに誤った情報・曖昧な情報を記入しないように注意してください。
そのため、事前に自分の情報を整理し、履歴書の執筆時に正確に書くことが求められます。
まとめ
パートにおける履歴書の書き方は、マナーや礼儀を意識することが大切です。特に意識したい点は、ただ書くのではなく「志望動機や自己PRは具体的な話をもとに、仕事に結びつけて書くこと」です。
履歴書の書き方を少し意識するだけで、採用担当者によい印象を残し、他の応募者との差を付けられるかもしれません。これからパートの面接で履歴書を作成する方は、ぜひ参考にしてください!主婦のみなさまが、希望のパート先で働けるよう、応援しています!
「家庭と両立がしやすい」お仕事を見てみる|しゅふJOB
<特集>パートを開始するまでの6つのSTEP
1.履歴書の書き方 ← この記事
2.電話の仕方・ビジネスマナー
3.メールのマナー
4.履歴書の送り方
5.自己紹介の仕方
6.お礼メールの送り方
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パートの志望動機は何を書く?面接官に響く志望動機の例文&履歴書の書き方


























