採用方法
求人ボックスとIndeedの違いを比較!採用課題別で選ぶポイント
- 更新日:
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この記事の監修者
石橋聖文
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「Indeedで費用対効果が悪くなってきた」「他媒体で求人を出してもなかなか応募が集まらない」
このように感じている採用担当者様は多いのではないでしょうか?
現在、採用市場ではIndeedと並び「求人ボックス」が大きな存在感を示しています。しかし「結局、自社の採用課題に合っているのはどちらなのか」と判断に迷う企業も少なくありません。
本記事では、求人ボックスとIndeedの仕組みの違いから、それぞれの強み・弱み、そして最新の動向までを徹底的に比較解説します。
【この記事でわかること】
・求人ボックスとIndeedの構造と費用面の違い
・「集客力、ターゲット層、コスト」の強み&弱みを徹底比較
・採用課題を解決するための最適な媒体選び
・比較検討すべき主要な採用サービス
・主婦・主夫人材に特化した「しゅふJOB」との専門的な比較
今日からの採用課題解決のために、ぜひ“自社の最適解”を見つけてください。
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【目次】
求人ボックスとIndeed(インディード)仕組みの違い
求人ボックスとIndeedは、どちらも求職者の検索ニーズに基づいて求人情報を集約する「求人検索エンジン」というビジネスモデルを採用しています。
しかし、両者は同じ検索エンジンでありながら、その運営元や日本国内での戦略が大きく異なります。
採用活動を成功させるためには、まず以下の基本となる構造の違いを理解しておきましょう。
①月間訪問者数と集客範囲
②掲載方法
③掲載料金
④機能面の違い
①月間訪問者数と集客範囲の違い
Indeedと求人ボックスを比較する際、まず理解すべきは「どこからユーザーを集めているか」という集客範囲の違いです。
(世界最大級の利用者数)
(国内ではIndeedに次ぐ)
Indeedは、月間訪問者数が2,000万人を超える国内最大の求人検索エンジンであり、ユーザー数では求人ボックスを大きく上回ります。Indeedが全世界でサービスを展開しているため、求人情報が広く拡散されており、国内では正社員や専門職を含めた幅広い層にリーチできる点が強みです。
一方、求人ボックスは月間訪問者数が1,000万人を超え、Indeedに次ぐ国内最大級の規模に急成長しています。Indeedの利用者数には及ばないものの、日本国内に特化し、ユーザー数を増やしています。
とくに、地域密着型や、働く期間や時間帯の柔軟性を重視したり、キャリアアップよりも生活スタイルや特定の期間・時間帯に働きたい人向けの求人が豊富です。アルバイト・パート、主婦・主夫、シニア層といったカジュアルな雇用形態を求めるユーザー層の利用率が高いことが特徴と言えます。
②掲載方法の違い
求人検索エンジンの掲載方法は、企業の運用工数や採用のスピードに直結します。以前はIndeedも求人ボックスも「クローリング(自動収集)」が主流でしたが、Indeedが掲載規定を大きく変更したことで、両者の運用方法に大きな違いが生まれています。
原則終了。外部サイトからの自動収集は
ほぼ不可※2
企業の採用サイトやハローワークなどから
自動収集が可能
ダッシュボード(管理画面)から
求人原稿を作成・投稿
採用ボード(管理画面)から求人原稿を
作成・投稿※3
国内の主要なATS(Indeed連携ATS)
46サービスと連携
連携ATS数はIndeedより少ないが
国内の主要ATSに対応
有料オプション(スポンサー求人)
直接投稿した求人を外部求人サイトへ
露出する機能はなし
※3 派遣・人材紹介の場合、クローリング掲載と直接投稿の併用不可
上記の表でわかるように、Indeedと求人ボックスの掲載方法の最も大きな違いは、無料の自動収集機能(クローリング掲載)の有無です。Indeedでは、2025年6月末をもってクローリングによる自動掲載を原則終了しました。そのため、Indeedでは無料ですが手間をかけてIndeedに直接投稿するか、有料オプションのスポンサー求人で表示順位を上げる、または「Indeed PLUS」を活用して外部の求人サービスに露出をすることが必須となりました。
つまり、無料掲載では運用工数が、有料掲載では掲載コストが以前よりもかかるようになったと言えます。
一方、求人ボックスは「クローリング掲載」と「直接投稿」での掲載が可能です。現在も自社採用サイトやハローワークなどの求人情報を自動収集する手法「クローリング掲載」による無料掲載を継続しています。
掲載基準を満たしていれば自動収集して求人ボックスに掲載してくれるため「とにかく工数と費用をかけずに、幅広い求人情報を無料で載せたい」と願う企業にとっては、Indeedよりも掲載のハードルが低いと言えます。また、ATS連携数がIndeedより少ないとはいえ、国内主要ATSには対応しており、国内の採用活動で困ることはほぼありません。
③掲載料金の違い
料金体系は、企業の予算編成に直結する最も重要な比較ポイントです。Indeedも求人ボックスも、広告費をかけずに求人を出せる無料掲載と、露出を高めるための有料掲載(クリック課金)の2つの選択肢を持っています。
ダッシュボードからの掲載・投稿・採用
すべて0円
採用ボードからの掲載・投稿・採用すべて0円
ただし、掲載元での費用が発生する場合がある
オークション形式のクリック課金型
AIによる自動調整が基本
手動運用or自動運用を選択できる
Indeedと求人ボックスはどちらも無料掲載できますが、検索結果の上位表示など露出を強化したい場合にのみ、有料オプションを利用するという仕組みです。
Indeedの有料掲載(スポンサー求人)では、クリック単価の設定をAIによる自動調整に委ねます。もし、Indeed連携ATSを活用した採用活動を行いたい場合は「Indeed PLUS(インディードプラス)」経由での投稿となりますが、事前にスポンサー求人への登録が必要です。
スポンサー求人のクリック単価は職種や都道府県によって細かく異なり、入札制を導入しているため求人数が多い人気職種や都市部では競合が激しく、相場が高騰しやすい傾向があります。また、クローリング掲載の廃止により、有料掲載をしないと自社求人が埋もれやすい構造に変化しました。
対して求人ボックスは、手動運用と自動運用を選択できるため、予算と入札単価を細かくコントロールでき自由度が高いのが特徴です。Indeedと比較して国内市場の競争が緩やかであるため、クリック単価も比較的安価に設定しやすく、費用を抑えた運用をしやすい傾向があります。さらに、クローリング掲載サービスを継続しているため、無料掲載の選択肢が広い点も優位と言えます。
Indeed PLUSの料金相場【業種×都道府県】別で細かくチェックできます▶Indeed PLUS(インディードプラス)料金・特徴・従来型との違いを解説
④機能面の違い
Indeedと求人ボックスは、求人検索エンジンとしての基本機能は共通していますが、応募者とのやり取りや分析機能など、採用担当者の実務を効率化するための機能面に違いがあります。とくに、応募手続きの手軽さや、多角的なデータ分析機能に差が見られます。
選考機能
(同時投稿 最大10,000件まで)
(ダッシュボード)
(採用ボード)
求人自動露出
(Indeed PLUS利用時)
(採用市場レポート)
(有料掲載のみ/
日別・月別レポート)
(有料掲載のみ)
(求人作成AIサポート)
(初期伴走サービス)
(無料掲載:メールのみ)
(有料掲載:専任コンサルタント)
機能面で両社の特徴が色濃く出ているのは「掲載・選考機能」と「サポート体制」です。
Indeedは、グローバルなプラットフォームとして、掲載件数に上限がないという圧倒的なスケールのメリットが強みです。また〈求人作成AIサポート〉や、初期の運用を支援する〈初期伴走サービス〉や選考を効率化させる〈Web面接〉機能が搭載され、選考効率を向上させるための支援機能が充実しています。
求人ボックスでは、掲載件数に上限があるものの10,000件と安定しています。また、有料掲載に切り替えることで専任のコンサルタントによる手厚いサポートを受けられるため、運用体制に不安がある企業にとって大きな安心材料です。データ分析面では、有料掲載に限定されますが、日別・月別レポートの出力が可能で、PDCAを回しやすい環境が整っています。
【徹底比較】求人ボックスとIndeedの「強み・弱み」の違い
Indeedと求人ボックスの基本的な仕組みや料金体系の違いを理解したところで、次はそれぞれの特徴を見ていきましょう。とくに、採用を成功させる鍵となる以下のメリット・デメリットを比較します。
①集客力と流入経路
②ユーザー層(採用ターゲット)
③費用対効果と掲載方法
①集客力と流入経路の強み・弱み
両社の集客力には大きな違いが見られます。
Indeedの強み(メリット)
・国内最大のユーザー数:圧倒的なボリュームにより、幅広い層の求職者へのリーチ力が高い
・安定した流入経路:検索エンジンとの高い親和性により、広範囲から安定した流入を確保
Indeedの弱み(デメリット)
・クリック単価の高騰:競争率が高いため、有料掲載時のクリック単価が高騰しやすい
・無料集客力の低下:クローリング掲載の終了により、求人露出度が大幅に低下
求人ボックスの強み(メリット)
・国内最大級の訪問者数:Indeedに次ぐ訪問者数を確保しており、高い集客力を持つ
・広告費ゼロの集客経路:無料でクローリング掲載が可能で、広告費ゼロでの集客経路を維持
求人ボックスの弱み(デメリット)
・採用スピード:Indeedに比べるとユーザー数は劣るため、大規模な大量採用には時間がかかる場合がある
・専門職のリーチ不足:専門職やニッチな高スキル人材の集客においては、Indeedが優位な場合が多い
②ユーザー層(採用ターゲット)の強み・弱み
媒体に集まるユーザーの属性は、採用活動の成功率に直結します。Indeedと求人ボックスがそれぞれ得意とするターゲット層と、苦手とする層を比較していきましょう。
Indeedの強み(メリット)
・幅広い職種・雇用形態への対応:正社員~専門職人材まで、多様なキャリア志向のユーザーにリーチ可能
・グローバルな信頼性:世界的な知名度により、キャリアアップを重視する層からの信頼度が高い
Indeedの弱み(デメリット)
・地元採用の競争:主婦・主夫やシニア層など、地域密着・自由な雇用形態を求める層では、求人ボックスとの競争が激しく、埋もれやすい
・「とりあえず応募」の増加:応募ハードルが低いIndeedエントリーの普及により、採用意欲が低いユーザーの応募が増えやすく、クリック数の増加と選考工数が増加する可能性あり
求人ボックスの強み(メリット)
・生活圏での検索:地域密着型の求人が多いため、特定の生活圏内で働きたいという明確な目的を持った主婦・主夫やシニア層を集めやすい
・国内特化の親しみやすさ:シンプルなサイト設計により、幅広い年齢層のユーザーが利用しやすく、とくにハローワークを活用する層への集客に強みを発揮
求人ボックスの弱み(デメリット)
・応募の質と選考工数:手軽に応募できる分、要件を満たさない「とりあえず応募」やミスマッチが発生しやすい。大量の応募者の中から自社に合う人材を見極める「スクリーニング工数」が肥大化するリスクがある
③費用対効果(コスト)の強み・弱み
採用課題のひとつである、工数と費用面でのコストに悩む企業は多いです。
Indeedの強み(メリット)
・高い投資対効果の可能性:有料掲載でクリック単価が適切に設定できれば、相当な応募数を獲得でき、結果的に採用単価を低く抑えられる可能性がある
・運用自動化:AIによる自動入札調整と任意で予算設定ができ、予算管理や入札調整に専門的な知識がなくても運用が可能
Indeedの弱み(デメリット)
・費用の増加:無料クローリング終了により、費用ゼロでの運用が困難になり、有料掲載を前提とした予算管理を検討しなければならなくなった
・クリック単価の不安定さ:入札制度により競争原理が強く働くため、時期や職種によってはクリック単価が高騰し、予算オーバーや費用対効果の悪化を招きやすい
求人ボックスの強み(メリット)
・低リスクでの運用:クローリングによる無料掲載や、Indeedよりも安価に抑えやすいクリック単価相場により、低リスクで採用活動を試せる
・運用自由度の高さ:手動運用を選択できるため、クリック単価や予算を細かくコントロールでき、費用対効果を調整しやすい
求人ボックスの弱み(デメリット)
・サポート体制の費用:専任コンサルタントによる手厚いサポートを受けるには、有料掲載(スポンサー求人)の利用が必須となる
・大規模採用の効率:ユーザー数がIndeedより少ないため、大量採用が必要な場合は有料掲載のクリック単価を上げても費用対効果が悪化する可能性がある
【結論】採用課題別に見る!求人ボックスとIndeedおすすめの選び方
Indeedと求人ボックスは、どちらも求人検索エンジンという共通点がありますが、これまでの比較で見てきた通り、「集客力」「ターゲット層」「コスト・運用方法」において明確な違いがあります。
本章では、貴社が抱える具体的な採用課題に応じて、最適な媒体を選択するための判断基準を提示します。
【課題1】コストと運用工数
【課題2】採用ターゲットと集客力
1. コストと運用工数に課題がある企業
コストを最優先するなら、無料掲載の選択肢が広くクリック相場も安価な求人ボックスが最適です。一方、運用担当者のリソースが少なく、手間をAIに任せたい場合はIndeedが優位です。
2. 採用ターゲットと集客力に課題がある企業
集客の「量」と「専門性」を求めるならIndeed、「地域密着」と「働き方を重視する層」を求めるなら求人ボックス、というシンプルな構造です。とくに、パート・アルバイト層の採用では、求人ボックスが効率的な集客を実現しやすいでしょう。
Indeed・求人ボックスと比較検討すべき主要な採用サービス
Indeedと求人ボックスが「求人検索エンジン」の二大巨頭である一方、採用市場には「求人検索エンジン」とは異なる特性を持つサービスや、特定の採用に特化した媒体が存在します。
Indeedと求人ボックスの利用を検討する際、特に比較検討すべき主要な採用サービスを類型別に解説します。
1. 総合型求人サイト(マイナビ・リクナビなど)
総合型求人サイトは、掲載期間と料金が固定された掲載課金型が主流の採用サービスです。Indeedや求人ボックスのようなクリック課金型と異なり、応募の有無にかかわらず費用が発生する反面、意欲の高い新卒や転職潜在層が集まるため、企業ブランドをアピールしやすく、計画的な予算管理のもとで採用活動を進めたい場合に有効です。
国内の主要求人サイトを比較検討しませんか?スタンバイ・Googleしごと検索など詳しくご紹介します▶無料・有料の求人サイト18選|自社に合った求人掲載方法を解説します
2. 特化型求人サイト(女性・専門職・主婦・シニア層など)
特定の職種やターゲットに絞られた特化型サイトは、成功報酬型や掲載課金型が主流です。Indeedや求人ボックスのような総合型の検索エンジンと異なり、特定の属性に特化した求職者のみが集まります。そのため、ターゲティング精度が非常に高く、ミスマッチが少ない採用を実現したい場合に有利にはたらきます。
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主婦・主夫人材の採用に特化した「しゅふJOB」と求人ボックス/Indeedを比較
求人ボックスやIndeed以外で、低コストで済ませられる採用媒体をお探しの方には、「しゅふJOB」がおすすめです。
しゅふJOBは、主婦・主夫人材の採用に特化した求人サイトで、以下のような特徴があります。
・高い志望度・定着率の主婦・主夫にアプローチできる
・教育コストや採用コストを抑えられる
・自社にあった料金プランを選べる
本章では、しゅふJOBでアプローチできる人材の特徴やコスト面のメリット、料金プランを紹介します。
①高い志望度・定着率の主婦・主夫にアプローチできる
Indeedと求人ボックスは求人検索エンジンであるため、特定ジャンルの求人に絞っておらず、幅広い人材が利用しています。
一方、しゅふJOBは主婦・主夫人材に特化した求人サイトで、主婦・主夫人材と親和性の高い求人が大半で、登録ユーザーは30代~50代の主婦・主夫が中心です。
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そのため、しゅふJOBを活用すれば、採用者の早期離職を防ぐことができ、採用活動や新人教育の手間を省けます。
②コストを抑えられる
Indeedや求人ボックスでは学生や第二新卒、シニアなど幅広い人材が利用しているため、人材のスキルや経験もさまざまです。
一方、しゅふJOBでは、正社員を経験した主婦・主夫人材が約8割を占めます。
そのため、しゅふJOBを通じて採用すれば、基本的なビジネスマナーやPCスキルなどを身に付けるための教育コストを抑えることが可能です。
また、育児・家事や扶養控除との兼ね合いから、週3日など短時間勤務を希望する主婦・主夫人材が多くいます。
短時間の勤務を希望する人材の採用によって、正社員よりも人件費を削減可能です。
したがって、しゅふJOBでは、長期的な採用・教育コストを抑えつつ、ビジネススキル豊富な質の高い人材の採用が期待できます。
しゅふJOBを活用して採用が成功した企業様の事例については、「導入・活用事例をもっと見る」をご覧ください。
③自社にあった料金プランを選べる
求人ボックスとIndeedの料金形態はどちらも、無料プランとクリック課金型の有料プランがあります。
一方、しゅふJOBでは無料プランの提供はないものの、掲載課金・応募課金・採用課金の3種類の有料プランを用意しています。
掲載課金は掲載時、応募課金は応募発生時、採用課金は採用確定時に料金が発生する仕組みです。
例えば、「求人を掲載したのに応募が集まらない」「採用が決まらない」などの問題は、採用まで料金が発生しない採用課金を選ぶと解決できます。
このように、しゅふJOBは自社の採用状況や予算に合わせ、料金プランを柔軟に選べます。
関連記事:
【課金プランのきほん】応募課金プラン
【課金プランのきほん】採用課金プラン
【課金プランのきほん】掲載課金プラン
「求人ボックスとIndeedの違い」でよくある質問(FAQ)
読者が抱きやすい疑問を、特にFAQとして聞かれやすい質問をピックアップしてお届けします。
Q1. 無料掲載をするなら、求人ボックスとIndeedどちらが有利ですか?
A. 無料掲載をするなら、求人ボックスが圧倒的に有利です。Indeedで無料掲載する方法は「直接投稿」(Indeedの管理画面から手動で入力・投稿する方法)のみとなりました。そのため、Indeedの無料掲載は実質的に「有料掲載の導入部」としての役割が強くなっています。
したがって、無料のクローリング掲載を継続している求人ボックスの方が、求人露出度や応募効果を期待できるでしょう。
Q2. Indeedがクローリングを終了したことで、求人ボックスに切り替えるべきですか?
A. Indeedがクローリングを終了した今、求人ボックスへの切り替えが有効なのは、自社採用サイトがあり、そのクローリング掲載を活用して運用工数やコストを最小限に抑えたい企業です。広告費をかけずに集客経路を確保できる点が大きなメリットです。
一方、Indeedを維持すべき企業は、すでにATS(採用管理システム)を利用している企業や、Web面接機能などの選考効率化ツール、大量の集客力を重視する場合です。クローリング終了後も、ATS連携や有料掲載を活用することで、採用のスピードと質を維持することができます。
Q3. アルバイト・パート採用に強いのはどちらですか?
A. アルバイト・パート層の「集客数(応募の量)」で言えば、求人ボックスが有利です。 Indeedに比べて主婦・主夫やシニア層など、柔軟な働き方や地域密着型の求人を探すユーザーの利用率が高い傾向にあります。 ただし、手軽に応募できる分、条件に合わない方からの応募も増えるため「募集要項に合致しているかの見極める手間」がかかる点には考慮が必要です。
Q4. 【効果測定】応募経路や効果測定がしやすいのはどちらですか?
A. 応募経路や効果測定のデータ連携の柔軟性で優位なのは、Indeedです。Indeedは、国内外の主要なATS(採用管理システム)と連携しており、外部システムに取り込んだ後の応募経路や採用単価などの詳細なデータをトラッキングしやすい設計になっています。
Q5. Indeed PLUSとは何ですか?求人ボックスにも同様の機能はありますか?
A. Indeed PLUS(インディードプラス)は、Indeedの求人情報を、提携している外部の求人サイトへ自動で露出させる有料オプション機能です。求人ボックスには、外部の求人サイトへ求人ボックス側から自動で露出させる機能はありません。
Q6. 求人ボックスとIndeedは、同時に利用しても問題ありませんか?
A. はい、原則として問題ありません。多くの企業が複数媒体を併用して採用活動に取り組んでいます。Indeedと求人ボックスはそれぞれ集客の強みや特徴が異なるため、同時運用することで採用ターゲットの網羅性を高めることが可能です。
ただし、ATSを利用せず両方で直接投稿する場合は、両媒体で求人内容の更新作業が必要となるため、運用工数が増加します。
Q7. Indeedで求人を掲載するには、必ず有料掲載をしなければならないのですか?
A. いいえ、必ず有料掲載をする必要はありませんが、無料掲載では応募効果は限定的です。
Indeedには、無料で求人を掲載できる「直接投稿」機能があります。しかし、有料掲載(スポンサー求人)が優先して表示されるアルゴリズムのため、無料掲載の露出度は非常に低く抑えられています。そのため、応募効果を期待するならば、予算に応じた有料掲載を検討するとよいでしょう。
まとめ:求人ボックスとIndeedの違いを理解して自社に合ったサイトを選ぼう
本記事では、Indeedと求人ボックスの仕組み・メリット・デメリット、そして採用課題別での選び方を徹底比較しました。Indeedがクローリング掲載を終了したことで、両者の運用方法と費用対効果には決定的な違いが生まれています。
大量の応募数と選考スピードを最優先する企業、あるいは正社員や専門職の採用に力を入れたい企業には、圧倒的な集客力を持つIndeedが最適です。
一方、採用コストと運用工数を抑えたい企業、とくに主婦・パート層など地域に密着した人材を採用したい企業には、国内の求人情報をクローラーが収集してくれる求人ボックスが最も適しています。
貴社の採用課題が「コスト」「ターゲット」「スピード」のどこにあるのかを明確にし、本記事の比較結果を参考にして最適な媒体を選ぶことが、採用成功への鍵となります。
また、長期的にコストを抑えられる人材採用なら、主婦・主夫人材に特化した求人サイトの「しゅふJOB」がおすすめです。
しゅふJOBを利用すれば、定着率の高い主婦・主夫人材を採用でき、早期離職に伴う再採用や新人教育を削減できます。
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